思い出したんで書きます。
昔はスーパーとか無縁の生活だったが、事情があり1年半ぐらい週に4、5回は買い出しに行く。
ある日、いつものスーパーに向かう小川に沿った裏道で、遠くから男の子の叫び声が聞こえた…気がした。
100メートルぐらい先を見ると、ランドセルと衣類のような物が不自然に道に落ちていた。
通る車もその「物体」を迂回し、ママチャリに子を乗せたヤンママも「物体」と小川を一瞥するも素通りして行く。
近づいて行くと、男の子の「助けて!」と言う言葉がハッキリと聞こえた。
進行方向の左にあるその小川を見ると、小学校の低学年ぐらいの子が助けを求めていた。
決して深い川ではないが、その子の胸近くまで水位のある川である。どうやら、土手が高く自力で登れないようだ。
助けるのは、やぶさかではない。
しかし、アクシデントの腰痛で、小川の前に設置されているガードレールを跨げない。
そんな酷い腰痛でもスーパーに行かなくてはならない。複雑な「事情」もあるので、時間もない。
その子を安心させるために「ボク、(自分は)腰痛なんでアカンかもしれんけど、誰か呼んだりして絶対助けたるしな。」
オレ自身の助けを求めるためにも、通行中の車やママチャリにサインを送ること数分。自分が怪しいのか、誰も相手にしてはくれない。
しょうがない、激痛をこらえガードレールを跨ぐ。そして、激痛をこらえ少年を引き上げた。続きを読む
昔はスーパーとか無縁の生活だったが、事情があり1年半ぐらい週に4、5回は買い出しに行く。
ある日、いつものスーパーに向かう小川に沿った裏道で、遠くから男の子の叫び声が聞こえた…気がした。
100メートルぐらい先を見ると、ランドセルと衣類のような物が不自然に道に落ちていた。
通る車もその「物体」を迂回し、ママチャリに子を乗せたヤンママも「物体」と小川を一瞥するも素通りして行く。
近づいて行くと、男の子の「助けて!」と言う言葉がハッキリと聞こえた。
進行方向の左にあるその小川を見ると、小学校の低学年ぐらいの子が助けを求めていた。
決して深い川ではないが、その子の胸近くまで水位のある川である。どうやら、土手が高く自力で登れないようだ。
助けるのは、やぶさかではない。
しかし、アクシデントの腰痛で、小川の前に設置されているガードレールを跨げない。
そんな酷い腰痛でもスーパーに行かなくてはならない。複雑な「事情」もあるので、時間もない。
その子を安心させるために「ボク、(自分は)腰痛なんでアカンかもしれんけど、誰か呼んだりして絶対助けたるしな。」
オレ自身の助けを求めるためにも、通行中の車やママチャリにサインを送ること数分。自分が怪しいのか、誰も相手にしてはくれない。
しょうがない、激痛をこらえガードレールを跨ぐ。そして、激痛をこらえ少年を引き上げた。続きを読む